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【後編】ユリシーズ退役キャンプツーリング [二輪-motorcycle CBR1000RR]

寝る間際に降りだした雨は本降りにこそならなかったものの、フライを打つ音がいい感じ。
翌日の天気予報が晴れることがわかっていたので、テントに入ってしまえばこっちのモン。
周りの音をかき消す雨音は余計な騒音が気にならないので、いつもどおりの即爆眠。。。
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いい朝です。太陽光がサイトを包み、涼しい風が通り抜ける気持ちいい高原の朝。

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朝は冷えることもなく、モンベルの#3では少し暑いくらいの目覚め。
上半身が寝袋から出ていたものの、風邪を引くほど冷えていない。
事前の下調べでは標高が高いので10度程度まで冷えるかもしれないとのことで、
念のためフリースを持ってきていたが、まったく出番無し。ま、天気によるのかもしれない。

朝はゆっくり7時半起床。えびさんが「thiefさんがいないと朝がゆっくりできますね」なんて
高原の朝らしい爽やかな顔なのにナチュラルボーンブラックタイガーな発言から始まる。
派手に酔っ払って寝たときには早起きの人がいないとずっと起きられないので、
1泊しかしないのであれば6時以降であればまったく許容範囲。
寒い朝なんて早起きして火を焚いててくれる人には超絶感謝モノなんですけどね~・・・

今回の朝はゴミを少なく、かつ料理は最低限でバイマイセルフ(自分の食べる分は自分で)
ということだったが、買い物時にはバイマイにも関わらず意見の相違はなく全員パンに決定。
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網が無かったのでえびさんの怪しい網もどきでパンを焼いて食べることに。
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パンにウィンナー、ポテトサラダにコーンスープ。
自然の中で食べると普段はなんでもない食事もとても美味しく感じますね。
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地元のトマトを使ったトマトジュース。甘くておいしいれす。
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ゆっくりした朝食の後、緩やかな撤収を開始することに。
幹事であるえびさんの意向に沿って急がない撤収が指示されたので、
食べながらしれっと撤収始めたり我先に片付けたりは禁止されたので、ひたすらゆっくりする。
いつの間にかバッグにしまい始めたりするのは厳禁ご法度。
ということで散歩したり洗い物したり寝袋干したりテント干したりで高原の朝を満喫。
ゆっくりするのがこんなに文化的とは思わなかったぜ。

では~、山之村キャンプ場の設備を紹介します。
PEG打ちサイトとコテージの距離は50~60m、高さは5~6mのレベル差があるので、
通常であればお互いの音はそんなに気にならないはず。
テントサイトは隣との距離はちょっと近いかな、10mちょいの部分もありましたが、
サイト自体は軽い砂地でPEG打ちには困らないし、排水性も高い(と思う)
バイクをサイトに上げるのであればスタンドに小石は必携です。
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トイレはきれい。和式ですが芳香剤もあったりして上等です。s-IMGP1312.jpgs-IMGP1311.jpg
シャワールームは5分200円。車なら近くの温泉までひとっ走りかな。
今回は面倒になっちゃったので結局温泉に出かけることはなくアダマカイー現象に見舞われる。

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キャンプ場の入り口には美しい茅葺き屋根の古民家があり、出入りは自由になっています。
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軒先で一休みアディ。虫も出入り自由ですが、吹き抜ける風は涼しく感じます。
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日本家屋とCBR、不思議なコントラスト(自己満足の世界・・・
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純と蛍が急に帰ってきたみたいな絵。
こういう何気ない構図がいい写真だったりしますね。
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例によって一人でバックできないえびさんw
CBRと同じくサイドバッグなしなのに積載量は1.5倍近いモンスター積載・・・
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「まったく東京モンは汚すだけ汚してぇ・・・まったくぅ」IMG_5688.JPG
写真撮影終了時点で既に12時近いwネタを仕込んでいる場合ではない。

そのまま管理棟にある食堂で昼ごはんまで食べてしまうことに決定。
もうやぶれかぶれですがとことん山之村地区の経済に協力させていただきましょう!
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朴葉(ほうば)寿司は残り6個のうち4人で4個食べちゃう!
素朴な酢飯も香り高い。この葉っぱ・・・こいつ、できる!s-IMGP1354.jpg
こちら地元そば粉を使用した韃靼そば。汁なしでそのままで十分にうまい!ビバ自然素材!

出会った人々が素晴らしかった。出会いはやはりその土地の魅力・価値を大きく引き上げる。
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エヘヘ・・・☆よっしーさん食いつき禁止!何を勉強しているかは・・・ナイショw
前編にも書きましたが、寂れた雰囲気を好む我々キャンパーと限界集落を救おうとする若いチカラ、
その相反するところで葛藤があるが、いくら美しい里山も、管理する人がいなければ意味が無い。
これはもう少しちゃんと考えていかなければならないこの国の故郷すべてに対する課題でもある。

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夜は蛍を楽しみ、昼は里山の昆虫たちとおたはむれ。
クワガタのメスはすけきよとのブリーディングを考えましたが、山之村の自然保護を優先し、
近くの白樺の樹にリリース。側溝でひっくり返ってたので助けてあげましたよ。
オニヤンマは残念ながら死んでいましたが、生きてるみたいに撮ってみました・・・

結局ゆっくりしまくって13時・・・いい加減に帰路につかないといけません。
山之村は是非星空リベンジしたいですね、秋にでも再び訪れましょう。
次回はthiefさんはどのバイクで参加してくれるのか楽しみです。Uターン禁止!

帰りは来た道を戻る形、再び上高地を抜けて平湯に至る経路。
山を上り始める手前で雷が鳴りはじめて、雨。ここまで楽しんだあとだと雨でも気分は落ちない。
雨は一刻の涼しさを呼ぶので、速度は落ちたものの、陽気に峠へ向かう。
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平湯料金所の避難所には大量のバイクが避難している。
我々もそんなに距離を走ってないけど休憩して雨雲の様子をレーダーで確認。

平湯から松本までは往路と違ってそこそこのペース、地元のバスが快調に飛ばしていて、
バイクで後ろについてもストレスを感じないスラロームw
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松本に入ると我々がいる場所を囲むように雷雲が発生している。某SNSのつぶやきでも
あちこちで雷雨に見舞われている模様。雨装備はそのままがいいとのえびさんの忠告を聞き、
それに忠実に従って松本ICにてえびさんREIさんアディとお別れ。
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東京と新潟で離れているのに、お別れのあっさりしていることw寂しさを呼ぶ前に解散です。

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えびさんの忠告は大外れ、まったく降らない上信越道を行く。
高速に乗ってすぐの梓川SAですぐにカッパを脱ぐ。進行方向の空も明るい。イケる!
カッパを脱いで身軽になったところでヒヒーンと前脚を上げたマークが付いた赤い車が
CBRの後ろにぴったりついてきた。「流れ」に乗っており、比較的「速め」のペースなのに
そんなに車間距離詰めなくてもいいじゃない。ん?いちまんかいてんの音、聞くかい?
分かった分かった、ちょっと待ってね、って小競り合いしてたら視界から消えてた。ごめんねー

新井PAで小休止、荷物のテンションを確認してすぐに出発、その後日本海に出る。
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気温は比較的高いものの、100km/hも出ていれば余裕。涼しい涼しい。
交通量も少なく小競り合いしつつ無事に新潟に到着しました。

幹事のえびさん、素敵なキャンプ場の発掘ありがとうございました。
thiefさんユリシーズ残念でした。ぜひともリベンジ、早朝早起きをお願いします。
REIさん今回もえびさん操縦お疲れさまでした。常時ボロが出てほんと楽しいですw
アディいつもありがとう!マニアックな某会話についてこれるのは君しかいないw

さ~て、夏本番、そしてキャンプ本番の秋へ向かってもっともっと楽しまないといかんですね~!

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コメント 2

☆よっしー

 素敵な写真がいっぱいですね~♪
バイオのお嬢様には喰いつきにくいですが
高い志をお持ちのようで、将来が楽しみなりよ(^^)v
by ☆よっしー (2011-08-08 23:21) 

yurnet3

>☆よっしーさん
写真はアディアス男子から強奪したものですよw

お嬢は非常~に学術的な方でしたよ
1ヶ月と言わず飛騨に住んでくれたら婿に行きたいくらいですw
by yurnet3 (2011-08-08 23:52) 

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