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停電に備えて [3.11 earth quake]

DVC00353.jpg夏のために備えていた
キャンプ用品をスタンバイ。
スノピのランタンとミニろうそくだけ。
買いだめは被災地への物資補給にも影響するので、
あえてまとめ買いをせずその日暮らしを選ぶことにした。
一週間分の食料をいつも一度に買い込むが、それをやると他の人も心配して
この物資不足に拍車をかけてしまうのではないかと考えた。
ということで、被災地の皆さんには申し訳ないが今夜はほっともっとの焼肉弁当を食べた。

引用で申し訳ないのですが、国内の食料が仮に50%になっていたとしても
それを50%しかないと解釈するか、逆に50%もあると解釈するか。気持ちの問題?
前者にすれば食料在庫はもっと逼迫していって、結果、パーセンテージはもっと悪化していく。
しかし後者に捉えれば供給は増産体制も相まって70%、80%と高まっていく。
ハッとさせられた。被災地の物資状況を見てきたから、というのもあって
冷静さを欠いた状態で新潟に戻ったので前者に近い思考になっていた。
これは食料だけではなくて、他の事象にも同じことが言えるのかもしれない。
何気なく当たり前と思っていた生活水準が実は薄氷の上にあることを実感している。

しかし電気は別だ。東京電力管内は地方に電力作らせて暮らしてるんだから、
地方に頼れなくなればそれ相応の停電には応じるのが道理ってもんだと思いますけどね。
どうぞどうぞ、新宿駅の地下にでも羽田空港沖にでも原発を作ればよろしいかと。

と、極端な言い方になってしまいましたが、原発が近くにある地域に2回連続で暮らしていると、
ジャブジャブにキラッキラ☆のネオンや高層階でディナーしてるのがどう見えるか、って話。
飽食ニッポン、消費大国ニッポンへの警鐘ですね。当然人口が多い都会地域の方は
リテラシーが高いんでしょうし、人数インパクトも大きいので何に対しても影響力は大きいですね。
しかし意見が多く存在するからこそ、その中に冷静な意見が存在しているんだと思います。
今回はyurnetの頭も相当冷やされました。

新潟も明日から3日間の計画停電に突入。この状況が4月以降も継続する可能性があるとか。
同じ東北電力管内で不足してるというなら協力しない訳にはいかないですね。
実家の母も祖母も電力が無い状況ではや5日が経過、風呂も入れていないようです。
ひとつ積んでは母のため、ひとつ積んでは祖母のため、こんな気持ちで、
待機電源を一つ一つ抜いて生活しています。冷蔵庫以外はすべて待機電源OFFに。
灯油も最低限に抑えて毛布にくるまってキーボードを打ってます・・・
経済活動は一時的に停滞しても日本人はきっとどん底からも這い上がれると思います。
ここで心をひとつにできない日本人が今後再び強く立ち上がることができるのだろうか。
この話は賛否両論、様々な考え方があるので何が正しいのかはわからない。しかし、
鎮魂の気持ちと復興への強い思い、これは両者に共通しているのでどちらも間違いではないね。

ところでこのblogの検索ワードで「宮城県内で給油できるスタンド」的なものが激増。
冷静に考えればどこかのblogに書かれる頃には集中しすぎて売り切れるのは必死。
普段から馴染みのスタンドやあらゆる可能性を自分で考えられる人だけが給油できる状況。
状況をよく考えて、燃料を節約して供給不安が解消されるまで車を使わないようにするのが吉。
(生死に関わる場合は別としても)移動することは人力以外は何にせよエネルギーを使う。
車社会の宮城で燃料が無いというのは日常生活にも通勤にも大きな影響があるのはわかる。
センセーショナルな映像のおかげで煽られた人々が給油に走ってこれまた供給が追いつかない。
かくいう自分もガソリンと灯油が満タンになっているので人に言えた話ではないんですけど。

R294沿いの福島県湖南町赤津にあるエネオス丸保商事湖南赤津給油所では、
通りすがりの客はお断りでしたが、関係者だけに給油していましたので備蓄してるんでしょうね。
R294の途中で前に入った軽トラとエルグランドが一緒にこのスタンドに入ろうとして
右指示器を出して対向車の直進車を待っていたら、当然状況を理解した対向車も
「あ!やってるなら入れたい!」ってなるのは当然なので、
ちゃんと左指示器を出して入ろうとしたらお店の人が急に出てきてロープを下げて
ジェスチャーで「(ないない!)(だめだめ!)」と・・・
てか、衆人環視の状況でおもいっきり給油してる車がいるってのに。
対向車が去ったあと3台目にいるyurnetも入ってきたら困るからなのか、前の2台は
ちょっと進んだ空き地に2台並んで入っていきました。でもミラーで見てたらすぐに出てきて、
そのまますぐに2台でエネオスに入っていきました。こういう商売もいかがなものかと・・・
エネオスってちょっと看板を信じられなくなりました。他の給油所ではちゃんと客を整理してまで
在庫がなくなるまで営業してたんですが。客を選ぶスタンドってうかうか遠出できませんよほんと・・

とまあつれづれでしたが、仙台では港や空港の復興が急ピッチで進んでいるようで、
いろいろな明るい話も少しづつ聞こえてきています。福島も状況が早く明らかになって、
安心して暮らせるようになって欲しいと心から願う日々です。頑張るにっぽん!

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