遠くて近い長岡徘徊の日曜日 [オラが街、新潟-Niigata]
今日は長岡方面へ出かけてきました。梅雨の割に雨が少ないような気がしますね、今年は。
昨夜は飲み会だったことと、天気予報が雨だったことで、CBRは断念していた週末。近場で過ごします。
新潟から高速バビン!で30分で着いちゃう長岡、今日は中之島見附ICで降りて国道17号線へ。
とある探しものをするために国道沿いを歩きます。新潟で「歩く」という行為はなかなか見かけません・・・
R17BPは田んぼの真ん中を走るバイパスなので、歩いてると完全に不審者です。
国道17号線の終点はすぐそこ。280km地点で記念撮影。すぐ先で国道8号線につながる。
ここまで来ると100m感覚で指標があるので歩いてても目標が立てられます。歩け!歩け~
このあたりは100km/hペースで流れるのが普通なので、歩くと通り抜ける風が気持ちいい。
結局探しものは見つからなかったのでネイチャリングすることに。側道を歩く。
こういう田んぼのあぜ道を見つけると足が止まる不思議。童心に帰ります。
無駄にせき止めて遊びたくなるのは子供の頃と変わりませんね~。生き物探しに夢中になる。
この季節、トンボはヤゴでカエルを食べて、秋にはカエルがトンボを食べる。いやはや、神秘だ~
この水路の「くねり」、これ、都会育ちの人に分かるかな~?田舎男子はここに萌えるんです。
このコーナーにはいろんな生き物がいるんですよ~。ここでしゃがむと1時間は過ごせます。落ち着くぜ?
水路で自然と戯れたあとは昼飯です。JR宮内駅前にある「青島食堂」へ。
「醸造の町摂田屋」とな?醸造は酒でしょうか?醤油でしょうか?次回さらにゆっくり徘徊が必要だな。
人がいないので遠慮せず派手にロールするバスに萌えます。駅前は青島食堂専用駐車場状態・・・
この界隈では有名な青島食堂、ちょっと並びましたがすぐに食べられましたよ。
醤油味でシンプルで素朴な味。ちょっと魚介系の香りがしましたが、何の魚介かまでは分からず。
ちょっと味濃いめで後半は少し飽きてしまいますが、麺がしっかりしていて食感的には食べ飽きない。
ラーメンは700円、ちょっと高いくらいでしょうか。650円くらいだと次回食べる時の印象がいいかもね。
新潟市内にも数店舗展開してるとかしてないとか?本店はこのあたりらしいです。
チャーシューの味が手作り感を感じるしっかりとした味。濃すぎず薄すぎず、いい味付けでした。
燕三条系のこってり・シャキシャキ玉ねぎに慣れた舌にはあっさり味に感じちゃうかもね??
昼食の後は山古志村へ。もっと遠いイメージでしたが、長岡から20分も山を登れば到着です。
中越地震で甚大な被害があったところ。アルパカがいるところ。これは見ておきましょう。
なかなか平野しか無い新潟でいい峠道を見つけたので、タイヤの皮むきspotはここに決定です。
四輪でも気持ちよく走れましたので、二輪では「確実に気持ちよく走れる」こと間違いない!
山古志村といえば牛の角突きが有名です。(一番有名なのはニシキゴイですが・・)
隠岐の島でも見ましたが、こんな近くで見られるなら行ってみようということで足を運んでみました。
牛はいるんですがね、問題がひとつ。入場料です。お値段なんと2,000円!!!
観光客向けとはいえ、2,000円はやりすぎでないかい?ちょっとドン引きしちゃって入場せず。
ちょっと強気の値付けに驚いた。家族5人で行ったら1万円ですぜ?ちょっとお高いんでない?
そして今、津波被災地でも注目を浴びている「集団移転」、高齢者や地域のつながりを維持したまま
別の場所にそっくりそのままコミュニティを移転するもの。被災地からの見学も絶えないらしい。
カエルの鳴き声と小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、懐かしいふるさとの景色が当たり前にある。
昔ながらの風景は少しだけ失われてしまっているが、山古志村の雰囲気によくマッチした街並み。
そう、中越地震で甚大な被害を受けた山古志村。ここの復興も注目しておきたいところ。
地震の被害は揺れ以外にもありました。川が土砂でせき止められたことで沈んだ村がありました。
今回はこの沈んだ村も見ておきたかったので少し山奥まで足を運んでみることに。
ここは土砂ダムで沈んだ地域、ここも集団移転でかつてのコミュニティが維持されている。
沈んでしまった家をそのままに、新しい雇用も創出しているのが素晴らしい。忘れかけていた災害の記憶を鮮明に思い出させてくれる。家が沈んだ人々の思いはいかなるものか、そんなことを考えながら(不謹慎な言葉だが)「観光」させてもらう。この災害から立ち上がる気概が東日本大震災の被災地に通じるものがあるのだろうと、希望を失わないことが未来にどういう結果をもたらすのか、ここの人達に教えられたような気がします。
かつての土砂の上には緑が生い茂り、普通にバイクで通ったら気が付かないかもしれません。
人が住まなくなった家はすぐにダメになります。この景色も10年後はどうなっているか分からない。
こちら、現在地と過去のこの地域の地図。「屋号」に馴染みがない自分には新鮮な地図です。
一族、同じ苗字の家が増えると「○○さんち」って言っても通じないので別な呼び名が必要なんですね。
こうして湧き水が飲めるのも「いい場所に来たな~」って感じる要因のひとつです。
キャンプ場があったら最高なロケーション。ちょっと今回目を付けたキャンプ場があるんですよね、ふふふ
星空も想像を絶するほど綺麗だと思われます。次は夜に来たいですね。そんな遠くもないしね。
山古志村のもう一つの見所、「棚田」。急な斜面にある田んぼは今が見頃!
稲が大きくなると水面が見えにくくなるので、今の季節が一番!「しろかき後~田植え直後」ね。
山古志村は尾根伝いに道路があるので、だいたいどこに行っても絶景が楽しめますね、いいところです。
帰り道は長岡へ抜けます。横滑りしながら走るのが好きな方々にはたまらないコーナーが続く。
「八方台」と呼ばれる峠を通ります。イメージとして近いのはR299の山奥の二車線道路あたりでしょうか。
あ、それもとびきり交通量が少ないってイメージを追加で。ワインディングより攻められる感じ。
これは夜景も素晴らしい予感。yurnetノートにメモしておこう。これで勝つる!
最後は弥彦山に沈む夕陽を見ながら新潟へ。一年の1/3しか晴れない新潟、今日は楽しめましたね。
来週はタイヤ交換しようと思います。METZELERってどうなんだろうか。ちょっと勉強しておかないとね。
昨夜は飲み会だったことと、天気予報が雨だったことで、CBRは断念していた週末。近場で過ごします。
新潟から高速バビン!で30分で着いちゃう長岡、今日は中之島見附ICで降りて国道17号線へ。
とある探しものをするために国道沿いを歩きます。新潟で「歩く」という行為はなかなか見かけません・・・
R17BPは田んぼの真ん中を走るバイパスなので、歩いてると完全に不審者です。
国道17号線の終点はすぐそこ。280km地点で記念撮影。すぐ先で国道8号線につながる。
ここまで来ると100m感覚で指標があるので歩いてても目標が立てられます。歩け!歩け~
このあたりは100km/hペースで流れるのが普通なので、歩くと通り抜ける風が気持ちいい。
結局探しものは見つからなかったのでネイチャリングすることに。側道を歩く。
こういう田んぼのあぜ道を見つけると足が止まる不思議。童心に帰ります。
無駄にせき止めて遊びたくなるのは子供の頃と変わりませんね~。生き物探しに夢中になる。
この季節、トンボはヤゴでカエルを食べて、秋にはカエルがトンボを食べる。いやはや、神秘だ~
この水路の「くねり」、これ、都会育ちの人に分かるかな~?田舎男子はここに萌えるんです。
このコーナーにはいろんな生き物がいるんですよ~。ここでしゃがむと1時間は過ごせます。落ち着くぜ?
水路で自然と戯れたあとは昼飯です。JR宮内駅前にある「青島食堂」へ。
「醸造の町摂田屋」とな?醸造は酒でしょうか?醤油でしょうか?次回さらにゆっくり徘徊が必要だな。
人がいないので遠慮せず派手にロールするバスに萌えます。駅前は青島食堂専用駐車場状態・・・
この界隈では有名な青島食堂、ちょっと並びましたがすぐに食べられましたよ。
醤油味でシンプルで素朴な味。ちょっと魚介系の香りがしましたが、何の魚介かまでは分からず。
ちょっと味濃いめで後半は少し飽きてしまいますが、麺がしっかりしていて食感的には食べ飽きない。
ラーメンは700円、ちょっと高いくらいでしょうか。650円くらいだと次回食べる時の印象がいいかもね。
新潟市内にも数店舗展開してるとかしてないとか?本店はこのあたりらしいです。
チャーシューの味が手作り感を感じるしっかりとした味。濃すぎず薄すぎず、いい味付けでした。
燕三条系のこってり・シャキシャキ玉ねぎに慣れた舌にはあっさり味に感じちゃうかもね??
昼食の後は山古志村へ。もっと遠いイメージでしたが、長岡から20分も山を登れば到着です。
中越地震で甚大な被害があったところ。アルパカがいるところ。これは見ておきましょう。
なかなか平野しか無い新潟でいい峠道を見つけたので、タイヤの皮むきspotはここに決定です。
四輪でも気持ちよく走れましたので、二輪では「確実に気持ちよく走れる」こと間違いない!
山古志村といえば牛の角突きが有名です。(一番有名なのはニシキゴイですが・・)
隠岐の島でも見ましたが、こんな近くで見られるなら行ってみようということで足を運んでみました。
牛はいるんですがね、問題がひとつ。入場料です。お値段なんと2,000円!!!
観光客向けとはいえ、2,000円はやりすぎでないかい?ちょっとドン引きしちゃって入場せず。
ちょっと強気の値付けに驚いた。家族5人で行ったら1万円ですぜ?ちょっとお高いんでない?
そして今、津波被災地でも注目を浴びている「集団移転」、高齢者や地域のつながりを維持したまま
別の場所にそっくりそのままコミュニティを移転するもの。被災地からの見学も絶えないらしい。
カエルの鳴き声と小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、懐かしいふるさとの景色が当たり前にある。
昔ながらの風景は少しだけ失われてしまっているが、山古志村の雰囲気によくマッチした街並み。
そう、中越地震で甚大な被害を受けた山古志村。ここの復興も注目しておきたいところ。
地震の被害は揺れ以外にもありました。川が土砂でせき止められたことで沈んだ村がありました。
今回はこの沈んだ村も見ておきたかったので少し山奥まで足を運んでみることに。
ここは土砂ダムで沈んだ地域、ここも集団移転でかつてのコミュニティが維持されている。
沈んでしまった家をそのままに、新しい雇用も創出しているのが素晴らしい。忘れかけていた災害の記憶を鮮明に思い出させてくれる。家が沈んだ人々の思いはいかなるものか、そんなことを考えながら(不謹慎な言葉だが)「観光」させてもらう。この災害から立ち上がる気概が東日本大震災の被災地に通じるものがあるのだろうと、希望を失わないことが未来にどういう結果をもたらすのか、ここの人達に教えられたような気がします。
かつての土砂の上には緑が生い茂り、普通にバイクで通ったら気が付かないかもしれません。
人が住まなくなった家はすぐにダメになります。この景色も10年後はどうなっているか分からない。
こちら、現在地と過去のこの地域の地図。「屋号」に馴染みがない自分には新鮮な地図です。
一族、同じ苗字の家が増えると「○○さんち」って言っても通じないので別な呼び名が必要なんですね。
こうして湧き水が飲めるのも「いい場所に来たな~」って感じる要因のひとつです。
キャンプ場があったら最高なロケーション。ちょっと今回目を付けたキャンプ場があるんですよね、ふふふ
星空も想像を絶するほど綺麗だと思われます。次は夜に来たいですね。そんな遠くもないしね。
山古志村のもう一つの見所、「棚田」。急な斜面にある田んぼは今が見頃!
稲が大きくなると水面が見えにくくなるので、今の季節が一番!「しろかき後~田植え直後」ね。
山古志村は尾根伝いに道路があるので、だいたいどこに行っても絶景が楽しめますね、いいところです。
帰り道は長岡へ抜けます。横滑りしながら走るのが好きな方々にはたまらないコーナーが続く。
「八方台」と呼ばれる峠を通ります。イメージとして近いのはR299の山奥の二車線道路あたりでしょうか。
あ、それもとびきり交通量が少ないってイメージを追加で。ワインディングより攻められる感じ。
これは夜景も素晴らしい予感。yurnetノートにメモしておこう。これで勝つる!
最後は弥彦山に沈む夕陽を見ながら新潟へ。一年の1/3しか晴れない新潟、今日は楽しめましたね。
来週はタイヤ交換しようと思います。METZELERってどうなんだろうか。ちょっと勉強しておかないとね。
山古志村、日本の原風景という言葉がぴったりの素敵なところね~。
水田は確かにしろかき後~田植え直後ぐらいが
水田の水面に写る雲が見れたりして確かに良い。
でも6月中旬にその伸び具合ということは
山古志のほうは田植えの時期がちょっと遅いのかしら?
阪神大震災から10年後ぐらいに初めて神戸に行った時に
当時崩れた高速道路や港周辺がきれいになっているのを見て
復興の力にただただ感嘆しました。
by SAY (2012-06-18 11:05)
>SAYさん
復興の妨げはなんといっても放射能ですね。
若い人がいない街は昔の活気を取り戻せるのでしょうか(´Д`)
しかし、山古志村では希望を感じましたよ!
by yurnet3 (2012-06-18 12:32)
ナイスありがとうございます(*・ω・)*_ _))ペコリン
宮内駅前の青島食堂は美味いですよね~~^^
新潟市でも食べられるけどやっぱり本場で食べるのは違いますよね^^
by debuken (2012-06-18 19:13)
もう一言!!
中越地震 実は出張中で長岡市内で遭遇しました(´-∀-`;)
直後はバイパスなんか凄い状態で、山古志もよくここまで復旧しましたね(;^ω^)
東日本大震災で大変な状態の地域早く、元の生活に戻れる日が来るといいですね!!
by debuken (2012-06-18 19:16)
>debukenさん
生活圏が同じですね~(笑
頑張って新潟ブログを盛り上げていきましょう~♪
青島食堂のラーメン以外のものも食べてみたいですね(あ、メニューにないw
個人的にはもう少し薄味だと大盛りもいけそうです!
by yurnet3 (2012-06-18 19:19)
>debukenさん
私は東京にいた際に起きました。今の西日本の人たちの感覚と同じで
遠く離れたところで起きた出来事、と括ってしまっていたので、
今になって大いに赤っ恥です・・・山古志村が長岡から20分なんて・・・(汗
by yurnet3 (2012-06-18 19:22)