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連休最終日 [日々-ordinary daily]

先週のバタバタのせいで三連休だってことをすっかり忘れていた。
何の予定も入れずに過ごす三日間。土日はスポーツクラブに入り浸りでなんとか凌いだものの、
今日月曜日はスポーツクラブも休館日。さてどうしたものか。

と朝からネット徘徊でダラダラ過ごしていると、新潟日報に気になる記事が。
ロシアの救援隊が新潟でビバークしており、今日は地元住民による炊き出しがあるとか。

ほうほう、炊き出しとな。ではお手伝いに行こうではないか。ということで思い立ったが吉日。
ノテで20分の北区の海浜公園へ到着。すると政府の高官が出てきて、援助不要とのこと。
国民性の違い(だと思いたいが)により、彼らは自分達が助けにきたのに助けられることは嫌らしい。
食料、電源、燃料、全てを自前で用意したので特に援助されなくてもいいらしい。
ま、こちらも好意ですから断られても嫌な気分になるわけじゃないので、そそくさと退散。

チラっと彼らのキャンプ道具をチェックしましたが、それはそれは豪華!スノピってレベルじゃねぇ!
ヒラヒラのテントではなく風が吹いてもバタつかないような立派な布でできたテントでした。
あれなら数週間の滞在でも快適に過ごせるのでしょう。
知らない地で放射能の情報に怯えながら救援活動する彼らに頭が下がります。

ところであまりに暇なので、今回の震災についてちょっと思ったことを書きなぐってみようと思う。
震災から11日が経過した3月21日、各地では交通網が遮断されても人々は助け合いで生きている。
ひとつのおにぎりを数人で分けて食べたり、日々、助け合いながら生きている。
こういったときには一部の人が馬鹿にしている「昭和なつながり」が意外と重要なんじゃないかと。
ツイッターだかなんだか知らないが、電気も電波も無い世界を2日体験してきたら、
なんとも薄っぺらい情報世界なんだな、って思った。ある程度のインフラの上にある分には機能的でも、
インフラが寸断された世界ではほとんどと言っていいほど役に立たないことがよくわかった。

そしてこういった震災時には数手先を読んで行動しないと生き残れないこともわかった。
モヒカンヒャッハー(※)の一歩手前の世界で生き抜く知恵というのは狡猾なものかもしれない。
何日かすれば政府やそれなりの機関が助けにきてくれるから大丈夫、という考えは今回の震災で
とても都合がいい甘い考え方なんだと実感した。2泊3日の宮城滞在で、電気も電波もなく、
水道、ガス、燃料、全てが断絶した世界で、最後に残るのは「つながり」だった。
これは地域的なつながり、家族のつながり、仲間のつながり、友達のつながり、いろいろあろう。
今回の津波のような想像を絶する災害の前でこれがどれだけ維持できるかは分からないが・・
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※モヒカンヒャッハー

もし震災が東京で起きていたら自分はどうなっていただろうか。
おそらく誰よりも早く東京を脱出しただろう。地域的なつながりがほぼ皆無の街で、
炊き出しやら助け合いが果たして機能するだろうか。隣に誰が住んでいるかもわからず、
区長さんも自治会長さんも分からない、挙句には災害避難所も分からない。
そんな状態では生存確率に期待できない。普段から地域の人や、趣味を通じた仲間、
職場で助け合える人間関係があれば、そこに頼る方法はあると思われるが、
未だにそんな昭和な人付き合いやってんの?平成はツイッター(キリッ」って言ってる人間は、
たぶん東京のど真ん中で冷たい誰もいなくなったビルの隙間で孤独に死んでいくんでしょう。

他県からの供給に頼る食料、その物流が止まれば1000万人なんてとても養えない。
燃料もそう、電気もそう、あまりに他の地域に頼りすぎている東京は、
次の震災で間違いなくリアル北斗の拳の世界に突入する。
東北の震災でこの状態になっているんだから、東京で起きたらこんなもんじゃないでしょう。
不安を煽ってるわけじゃないんですけど、
そういう時に頼れる人間関係はちゃんと築いておきたいですね、ってそういう話。

挨拶するたび友達が増えるね!ってACが言ってますが、挨拶しても友達増えない人もいる。
かといって一人で生き抜く体力もないし、まともに喧嘩できる体力もなく、隣町まで歩く体力すら・・
常日頃から人様を小馬鹿にして揚げ足とって友達が減っていく人は何人か見てますが、
イザって時に助けを求められても正直優先順位的に上位にすることはできないなぁ。

そして今回かなり役に立ったのがキャンプ用品。ランタン、ガス、寝袋、マット、毛布、
簡単な調理キットはまさかこういった形で役に立つ日がくるとは思わなかった。
サバイバルな生活で快適性を上げるには普段からの練習(キャンプw)が重要と思いましたね。
これに(燃費がいい)スーパーカブが手元にあれば、かなり生存確率は上がると思われ。
自転車だと通勤はできても、避難するときにはパッキング能力と自走能力が必要になる。
やはり機動力を考えれば関東圏ではバイクになるんではなかろうか。
そういう状況であれば高速道や有料道はほぼ使用不可能、下りの道路は大混雑で動かない。
これはあちこちの観光地でも言えることだが、バイクの機動性は車の比ではない。

生き残る、ということに焦点を当てれば、自分一人ってことが最も重要、
家族や自立できない人を一緒に助けようとしたらおそらく自分も助からない。
たぶんそんなシチュエーションがあると思う。サバイバルってほんとまんまよね。
場合によっては自らを救うためには多少なりとも他者の犠牲も必要になる。
そうまでして生き残らなくていい、って人が通常の考え方なんでしょうけど、日本人的には。

しかしガソリンスタンドでもスーパーでもそのとおりの結果でしたね。結局は自分が生き残るためには
買い占めまで行かなくても、自らが少しでも長く生き残るために買わざるを得ない状況。
自分もコンビニでいつもタバコしか買わないのに、普段絶対手に取らないお菓子をひとつ手にとった。
小さい人間なんですよ、自分。こういう状況なのに、結局んところ不安感に負けてる。
逆に言えば安定している時期にちゃんと備えてればこんなことにはならない、ってこと。
ということで、物流が全国的に落ち着いたら、防災グッズをちゃんと備えようって思った。

とまぁ思ったことを適当に書きなぐりましたが、最低限のインフラが無い氷点下の世界で、
日本人たる規律と民度を維持するのは非常に難しいものがありました。
常日頃から助け合える仲間と、備えを持ちましょう、ってことでオーケーですかね。

ACのCMを見過ぎたからか、最近ちょっと優しくなれたような気がします。
コンビニでバッテリーあがってた人に声をかけてみたり、高齢の大家さんに一声かけたり。
サバイバル、生き残ることに焦点を当てすぎてちょっと殺伐とした記事になりましたが、
これを機に(というと語弊がありますが)もっと優しく、人とのつながりを大切にしようと思いました!
ということで今年もキャンプしまくりましょう!(どういうことで「ということで」なのかわかりませんがw

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井原慶子

3.11の気持ち
悲しい
3.11の色
白黒です
深いものは心の中で刻む
宮城は泣かないでください
私達にいっしょに祈らせます
私達をいっしょに黙祷させます
私達にいっしょに頑張らせます

当.店の主 要な経.営のブラ ンド: ルイ ヴ ィトン、バレン シアガ、グ ッチ、コ ーチ、パ ンダ、シャ ネル、ボッテ ガヴ ェネタ、バー バリー、ルクリ スチャ ン・ディ オール、ドルチ ェ&ガッ バ―ナ、クロ エ、バ リー靴、エル メス、ロレ ックス、オーデ マピゲ、カル ティエ、コル ム、ブル ガリ、オメ ガ、パテ ック.フィリ ップ、ジェイ コブ、タグホ イヤー、パネライ、ブライ トリング、インター ナシ ョナル ウォッチ カン パニー、フラン クミュ ラー。
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by 井原慶子 (2011-03-21 16:03) 

yurnet3

>けいこちゃん
おめぇあたま大丈夫か?
あえてスパムにマジレス放置、っと
by yurnet3 (2011-03-21 16:24) 

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